住宅ローンを借りられるのは銀行だけではない?

住宅ローンの意義

私たちの生活を豊かにしてくれているのは、社会の発展とともに技術力の向上、そしてライフラインの確立を上げることができます。
その中で、生活の中で欠かすことのできない家電や乗用車など、様々な製品を手にすることに役立っているのがローンの存在です。
現金が手元になく、高額な商品であっても、こうしたローンの仕組みを利用することにより、私たちは即座に希望の商品を購入することができます。

その中でも、住宅購入日はかなり高額で、ローンの仕組みがなければ、数10年もやりくりし、購入費を蓄えなければなりません。
このようなことから、住宅を始めとするローンの存在は、私たちの生活になくてはならないものとなっています。

住宅ローンの融資を受けられる機関

住宅ローンと聞くと、まず最初に思い浮かぶのが、銀行などの金融機関なのではないでしょうか。
また、住宅ローンに詳しい方であれば、住宅金融公庫の存在も忘れてはならない存在です。
現在、住宅金融公庫以外の金融機関として、住宅ローンの融資を受けられる機関は以下の通りです。
・メガバンク
全国に支店を持つ大規模銀行
・地方銀行
シティ銀行など、地方に根差した中小規模銀行
・信用金庫
信用金庫法によって設立された法人で、会員になることにより融資が受けられる
・ネット銀行
インターネットバンキング
・財形住宅融資
勤務先を通じて申し込む融資の形
・フラット35
全期間固定金利の住宅ローン

どこから借りるかまずは金融機関に相談してみよう

どのような金融機関があるのか、簡単な特徴と共に紹介しましたが、それぞれにどのようなメリットとデメリットがあるのかを見ていおきましょう。
・メガバンク
『メリット』全国に支店と窓口があり、取り扱いローンの種類も多彩
『デメリット』審査は厳し目
・地方銀行
『メリット』地方に根差した親身な対応で、メガバンクよりも審査は緩め
『デメリット』地域限定になりがち
・信用金庫
『メリット』地銀同様、地元に根付いており、メイクな商品もあり
『デメリット』地域限定になりがち
・ネット銀行
『メリット』店頭に出向く必要がなく、コストが安い
『デメリット』すべての書類を自ら集める必要があり、手間や審査も厳し目
・財形住宅融資
『メリット』融資にかかる手数料は無料で、金利面でも有利
『デメリット』退職時に一括請求されるため、転職がしにくい
・フラット35
『メリット』保証料、繰上返済手数料がかからず、全期間固定金利のため、安心感がある
『デメリット』市場金利が下がっても金利に反映されない

住宅金融支援機構について

住宅金融支援機構とは、以前まで住宅金融公庫と呼ばれていた機関でのことです。
住宅金融支援機構は、いわゆる公的機関で、銀行などの金融機関と比べ金利も低く、審査もさほど厳しくないのが特徴です。
前項で紹介した「フラット35」なども、こちらの住宅ローン商品の一つです。
住宅ローンの返済方法に関しては、以下の二つがあります。

・元利均等返済
毎月の返済費用が固定されているため、返済計画が立てやすい
・元金均等返済
毎月の返済が、徐々に少なくなっていく返済タイプ