養老保険とは
養老保険とは、死亡時または高度障害時の保障と貯蓄性を兼ね備えた保険で、生命保険の一種と言えるものです。
養老保険の特徴は、満期時に死亡保険金と同額の、満期保険金が支払われることで、生命保険の中でも人気の高い商品と言えるでしょう。
つまり、養老保険は、貯蓄と同時に死亡保障が受けられるもので、満期保険金が支払った保険料と同じかそれよりも多くなるのが特徴です。
養老保険には、二つのタイプがあることをご存じでしょうか。
養老保険のタイプには、10年や15年など支払い年数を設定する年満了タイプがあります。
そして、70歳までといった年齢で設定する歳満了タイプがあります。双方満期を迎えると、保障が終了するのはどちらも同じです。
養老保険のメリット
養老保険は、貯蓄しながら死亡保障も受けられる為、生命保険と積立貯蓄両方の恩恵を受けることができます。では、養老保険にはどのような、メリットがあるのでしょう。
『メリット』
・積立貯蓄と同時に生命保険の保障が受けられる・満期保険金が高くなることが多く、死亡保険金と同額の満期保険金を受け取れる
・解約返戻率が高い期間が比較的長いため、まとまった資金が必要な場合も解約がしやすい
・加入者のニーズによって、満期のタイプを選べる
養老保険のデメリット
養老保険は、積立貯蓄と生命保険両方の側面をもつ為、大変人気の高い保険サービスの一つです。
メリットも多く、打ちどころのない保険商品のように見えますが、当然一部のデメリットも存在します。
そこで、どのようなデメリットがあるのかを見ておきましょう。
『デメリット』
・ほかの保険と比較すると、保険料が比較的高めである
・保険期間の終了後は更新する事ができない
貯蓄型の生命保険ということもあり、それなりのデメリットはあります。
そのため、加入する際には、それぞれのライフスタイルや人生設計に合わせて、保険料を決めておく必要があるでしょう。
養老保険の選び方
デメリットの項で記した通り、養老保険の保険料は、ほかの生命保険に比べてやや高めといえます。
しかし、支払った保険料は目減りすることはありませんので、満期になった際の受け取りにも十分メリットがあります。
養老保険の選び方としては、各生命保険会社で様々なサービスがありますので、それぞれを比較して、ご自分のライフステージに合わせて選ぶことが大切になってきます。
養老保険の必要性が高いご家庭としては、貯蓄が苦手で、保険も預金も両方を必要な方に向いています。
また、小さなお子様のいるご家庭では、先々でまとまった資金が必要になった際に、解約といった手段をとる可能性も高くなります。
養老保険は、解約返戻率が高めのため、解約時にも有利に働くことでしょう。