保育園について
我が子を保育園に預けることになって、どこの保育園が適切なのかで悩んでしまう保護者の方は多いのではないでしょうか。私自身も子どもを保育園に預ける際に、どこの保育園が最も適していて、金銭的負担が少ないのか、考えた時期があり、一度保育園について調べました。
そこで、今回は私が以前調べた公立保育園と私立保育園の特徴について紹介してきます。
公立保育園の特徴
自治体が運営している保育園を公立保育園といいます。公務員として保育園で働いている保育士も多く、自治体が管理している施設間での情報共有もあり、保育に関する教育理念の認識が統一されているため、同じ自治体内での保育レベルは特に差がありません。
また、公立の保育園では契約条件や職場環境が私立保育園よりも比較的良く、保育士の離職率が少ない傾向にあります。そのため保育士としての経験を長く積んでいる先生が多いことも特徴の1つです。保育園によっては、若手保育士の育成に力を入れているところもあり、全体的に良い教育バランスといえるでしょう。教育レベルが一定になっているのも、離職率の低い保育だからこそ成り立っているのではないでしょうか。
しかしながら、公立保育園では自治体の中で、保育士の異勤があるため、保護者や子どもから慕われていた先生とも離れてしまうといったことがあります。また、私立保育園に比べて、預かってもらえる時間が短いのもデメリットになります。
私立保育園の特徴
個人や民間の団体によって設立されている私立保育園では、公立保育園とは異なり、教育内容が保育園ごとによって変わってきます。そのため、公立保育園では実施されない教育が私立保育園で実践されています。なかには、英会話や楽器の演奏をしているところも多く、保護者の教育方針に合わせて子どもを預けることが可能です。
私立保育園では子どもを預かる時間が保育園ごとに異なるため、保育園によっては公立の保育園よりも長い時間預かるところも珍しくありません。父子家庭で仕事の帰りが遅いというニーズにも対応している点はメリットといえるでしょう。そのほか、独自の内容で保護者に有料サービスを提供しているところも多く見られます。
どちらの保育園が良いのか
基本的に、公立・私立保育園のうち、どちらが適切な保育園になるかは一概にいえません。実際、認可されている保育園であれば、公立や私立に関わらず保育料金にもあまり差はみられません。働く保護者の帰る時間や子どもの将来を考えて、目的別に合った保育園を探すと良いのではと思っています。
私の場合は妻と色々な保育園をみてまわったあと、延長保育に融通の利きやすい私立保育園へ子どもを預けることにしました。迎えの時間にゆとりがもてる点が大きかったことや、子ども自身が馴染めそうな環境があったのが保育園を決めた要因です。
住んでいる神奈川県の待機児童数を調べた所、平成28年度の待機児童数は500人程度に減らすこともできているという情報もあり、周りの家族も保育園に入れなかった、落ちたという声は少なかったですね。
2つの保育園のうち、優劣がつけられるわけではありませんので、子どもを預けようと考えている保護者の方は複数の保育園を回ってメリットデメリットを比較してみるのもよいかもしれません。