人生設計シートの作成方法と参考になる本

人生設計シートの作り方

今後どのような人生を歩むのか、希望通りの人生を歩むためにも明確化して計画を練る方法、それが「人生設計シート」の作成です。
今までの人生を振り返り、これからの人生を具体化することで、なんとなく漠然と過ごすのではなく、実現に向けて目標を設定し、将来へ向けて時間を有効に使うこともできます。
また、人生設計を考えることで、自分や家族、周りの人との関係性にも向き合うことになるため、交流の仕方も変化することでしょう。

人生設計シートは表にするとわかりやすくなりますので、エクセルを使う人が多いです。
現在働いている場合、現職中から定年退職を迎えたリタイア後までの30年間を想定します。
まずは同居人、子供、親など家族の名前を縦に記入、家族を作る予定の方はその未来の家族を想定して記入してください。
次に横列には家族1人1人について、30年間の年齢を記入し、○○年にはそれぞれ何歳というのがわかるようにします。

人生設計において「教育・住宅・老後」は重要かつ高額な資金です。
子供については小・中・高・大学・就職の年を記入、またマイホームの購入を希望する場合には購入時期、準備資金、ローン返済の予定についても具体的に記しておきましょう。
さらに定年時期、年金受給の開始時期も記入すると、収入が途切れることがあるのかどうかもひと目で確認できます。

この3つを軸にして、他に起こりうるライフイベントも書き込みます。
転職や留学、旅行、資格取得など、人によって異なる計画があるはずです。
まだ漠然としすぎてイメージできない場合には、インターネット上の情報や本などを参考にすると具体化しやすくなります。

人生設計シート作成におすすめの参考本

人生設計シートの作成に役立つおすすめ本を紹介します。
「山崎拓巳著・人生のプロジェクト」は、人生設計を考えるにあたり必要となる「PWA(段取り力)」をつけるための考え方をレクチャーした解説本です。
また、「本田桂子著・人生を変えるライフプランノート」は、ファイナンシャル・プランニング技能士であり行政書士の著書による、人生設計シートにおける考えるべき指針について書かれています。
何をどう具体化すればいいかわからない方におすすめです。

人生設計シートを作成するときのポイント

人生設計シートを作るにあたり大切なポイントは、どんな人生を設計するかよりも、どんな要素が人生に必要となるか、という点です。
人生設計シートとは、仕事、結婚、子育て、マイホーム、趣味、老後、それぞれのライフイベントのタイミングと、それにかかる資金について把握することを目的にしています。
今後、どのような人生を歩むのか、改めて計画・構想を練り、実現へ向けてどうすればよいのかベストな方法を考えてみましょう。

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