モノと情報の断捨離をしよう

断捨離の意味

断捨離の本来の意味は、部屋のなかにある要らないモノを片づけるという単純な考え方ではなく、自分にとって不要なモノを取り除き、健全な心を保つことを目的にしています。

断捨離とは

  • 「断行(だんぎょう)」
  • 「捨行(しゃぎょう)」
  • 「離行(りぎょう)」

を組み合わせた言葉で、ヨガでもよく使われる考え方の1つなのです。

誰でもどこでもどんな情報も簡単に入手できる時代。
しかし、すべての情報が有益だとは限りません。

断捨離とは、たくさんの情報であふれている今こそ、要らない情報に振り回されることなく本当に必要な情報やモノのみを選別できるようにするための考え方にも通じています。

情報の断捨離

断捨離の基準を作るには必要な情報以外を手放すことです。
しかし「必要な情報ってなんだろう?」と迷う人も多いはず。私自身も40歳を過ぎてなお、自分に必要な情報の選択に迷うことは多々あります。

そこで、おすすめしたいのが将来の目標をハッキリとさせることです。

自分の人生計画を立てるのはなかなか難しいことでもありますので、最初は近未来の2年後3年後辺りの自分をイメージするとよいでしょう。出世を考えたり結婚を視野に入れたり、マイホームを建てるなどの、近い未来自分に必要な内容が思い浮かぶはずです。

あとは、目標に必要な情報を選択し、それ以外の情報はきっぱり断ち切るようにしましょう。

モノの断捨離

現在の部屋にモノが散乱しているという人は一旦できる限りモノを1つに集めてみましょう。
まずは、情報を取捨選択するのと同じで2・3年の間に使ったモノと使っていないモノに分けます。
つづいて、将来使うモノと使わないモノに分けてみましょう。モノを手放すコツは「いつかは使うかもしれない」といった保険をかける気持ちを思いきって断ち切る気持ちを持つことです。

もし捨てるのが勿体なければ売るという選択が賢明です。オークションや買取業者に持ち込むようにします。金額はほんのわずかだったとしても、ゴミになるより誰かに使ってもらった方がはるかにいいですからね。

なかには「高級ブランド品」などをお持ちの人もいるでしょう。使わないままのブランド品があれば買取してもらうことをおすすめします。その場合はできるだけ高く売れるように磨いたり、汚れを取ったりしてきれいにしてから査定に出しましょう。

ブランド品は専門の買取業者の方がよいでしょう。

高く売却できれば、それが新しいことにチャレンジする資本金になるかもしれませんよ。

一通り断捨離が終わったら、日頃から不要なものを買わないよう意識づけて生活してみてください。