JCBカードについて
日本の国際クレジットカードブランドとして有名な「JCB」カードをご利用の方も多いでしょう。
設立当初の会社名は株式会社日本クレジットビューロー(Japan Credit Bureau)だったため、その頭文字からJCBと呼ばれるようになり、現在は国際ブランド・株式会社ジェーシービーとして活躍しています。
日本ではVISAやMasterCardと並び、利用者数も多いJCBですが、他のカードとの大きな違いは何なのでしょうか。
もちろん、クレジット決済額で見ると、VISAカードは全世界の半数以上のシェアを占めますので、世界的シェアはまだまだ小さいブランドです。
ですが日本人にとって便利なサービスも豊富に用意されていますので、VISAやMasterCardと使い分けることをおすすめします。
JCBカードを使うメリット
世界の主要都市に設置されているJCBプラザ(プラザラウンジ)の存在もその1つです。
ホノルル、ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ロンドン、ローマ、台北、ソウルなど、日本人に人気の各観光都市に設置されており、日本語観光案内やホテルなど予約手続き、カードの紛失・盗難サポートなど様々なサービスを提供しています。
他にも、海外レンタカーサービスや海外免税店割引サービス、海外旅行情報サイト「たびらば」の運営、海外WiFi優待など、旅行者や滞在者に嬉しいサービスが盛りだくさんです。
また、JCBが発行しているOkiDokiポイントサービスも大きなメリットと言えるでしょう。
貯めたポイントはポイントに応じた商品交換をはじめ、商品券や他社マイル、ポイント、電子マネーに換えることもでき、Amazonでも使用できる優れものです。
移行できる選択肢も豊富で、マイレージならANA、JAL、デルタ航空など、ポイントならTポイント、WAON、nanaco、dポイント、楽天スーパーポイントなどがあります。
JCBブランドの他社発行カードなら、年会費が無料で利用できるものが多く、便利なサービスを受けつつしっかり節約を考えるならこちらがおすすめです。
JCBブランド・イチオシのカード
「JCBプラチナ」は自分で申し込みができるカードの中では最もランクが高いカードで、年会費は税別25,000円で、家族カードなら1人目は無料です。
24時間年中無休のコンシェルジュサービスをはじめ、世界中に設置されている空港ラウンジサービスも無料で利用できます。
特に、海外・国内ともに利用できる旅行傷害保険が本会員だけではなく家族カードも対象となっており、手厚い海外旅行傷害保険も付帯されています。
これらは旅行代金をクレジットカード決済するだけで自動付帯となりますので、旅行好きの方、家族旅行を頻繁にされるファミリーに大変おすすめです。
そこまで手厚いサービスは不要という方には、「JCBゴールド」、年会費無料がいいという方は「JCB CARD W」など、スペック違いで用意されています。
JCBカードを作る際には、サービス内容と年会費などを考慮して選択されると良いでしょう。