40代のキャリアプランの考え方
人生の折り返し地点とも言える40代に差し掛かった所で、自分の人生設計を見つめ直す方に多くお会いします。
かくいう自分自身も、自分のキャリアプランを見つめ、現在進行形で色々と考えている最中です。
様々な方とお話をする中で、40代のキャリアプランの立て方の傾向が見えてきたのですが、やはり一番大切なのは今までの人生を振り返ることにあります。
仕事や自分の得意分野、趣味嗜好などを見つめ直して振り返ることで、自分の今後の人生の方向性が少しずつ見えてくるのです。
成功してきたことはもちろん、失敗したことも踏まえて思い出すことで、今までの人生を見つめ直し、今後やっていきたいことも含めて考えられるようになります。
自分の価値観はどこにあるのか、自分が人生において大切にしていることは何なのか、様々な観点から振り返ることが、40代のキャリアプランを立てる上で重要なことです。
キャリアプランを立てる上で気を付けたいこと
キャリアプランを立てる上で気を付けたいことがあります。
それは、生活基盤が崩れかねない、大変な損害が出かねないようなプランを盛り込まないということです。
キャリアプランを相談しにいらっしゃる方でたまにお見受けするのですが、明らかに無謀、具体的な計画性が無いキャリアプランを立てている方もいます。
もちろんご自身の人生ですので、こちらがとやかく言うつもりはないのですが、中には自己破産寸前になる方、一家離散の事態に陥り後悔している方もいるのです。
計画を立てる際には現実も見る事は忘れず、今までの積み重ねが無に帰すことがないようなプランを立てた方が良いでしょう。
取締役を目指して
現在、私は部長として働いていますが、将来的には取締役になるのが夢です。
大それた野望だと思われるかもしれませんが、実際に形になるかどうかはさておき、こうして自分の理想を言葉にすることが、キャリアプランを立てる上で大切だと考えます。
具体的な目標を掲げることで、現在の立場から取締役になるにはどうすれば良いのか、具体的に考える事ができるようになりますので、良い結果を残しやすくなるのです。
これは自分自身に限らず、今までお会いしてきた様々な方を見る限り言えることでもあります。
例え取締役に実際になれなくとも、そこに至るまでには具体的にどうすればいいのかという具体性を持った計画を考え、出来る事から少しずつやっていくことが、キャリアプラン設計の第一歩です。
新しいことに挑戦するのも良い
また、今までお会いした方の中には、全く新しい業界・職種に挑戦して成功している方もいらっしゃいました。
その方は、元々一般企業のサラリーマンだったのですが、小さいころにバスの運転手になりたいという夢を諦めきれず、50代で免許を取得して見事バスの運転手になる夢を叶えられました。
最近はタクシードライバーになり、ゆくゆくは個人タクシーもやってみたいとおっしゃっていましたね。タクシードライバーの資格として必要なものは二種免許ですが、今は資格を取得するためのサポートをしているタクシー会社も複数あるようでした。
気になって調べてみたのですが、タクシードライバーは年齢が高くても採用してもらえるところが多いようですね。
行動力のある方だったので、そういう道もあるのか、とその方とお話して新たに勉強したということもたくさんあります。
このように、自分のキャリアプランで制限になるようなことはありませんし、大切なのは後悔しない選択をすること、一度きりの人生を満喫するために努力をすることです。