だいぶ先の話になりますが、留学したいと言われる時に備えて

留学にかかる費用はどれくらい?

このご時世、子供が将来「留学したい」と言い出す可能性はおおいにあります。
いまやインターネットを使えば世界中の人と交流できますし、日本を飛び出して世界を見て冒険してみたいと考えるのも不思議ではありません。
送り出したい気持ちはあっても、心配になるのはやはり「費用」のこと、資金を確保するためにも、どれくらいの費用が必要か理解し、心の準備をしておきましょう。

日本人に人気の留学先・アメリカへの留学を目安に考えてみましょう。
アメリカの大学は、州立と私立で学費に大きな差があり、州立では年間1.5万ドルから2万ドル、私立では4万ドルから5万ドルもかかります。
現実的に考えて、できるだけ費用がかからないようアメリカ留学をするなら州立大学を選ぶことになるでしょう。
州立大学であれば、より安い大学を探せば年間150万円の学費で済むところもあり、滞在中の生活費が150万円として、年間300万円に抑えることも可能です。

ここで注目したいのは、日本で進学する場合の費用との比較です。
実は、地方学生が上京して東京の私立大学へ進学した場合、年間にかかる費用が約300万円と言われています。
ということは、アメリカで州立大学へ留学する費用と、国内の私大と費用がさほど変わりません。

高いイメージがあるアメリカ留学ですが、実際には国内で進学させることと大差ないわけです。
それなら、将来的に就活するときに備えて、海外留学をさせてあげる方が子供にとっても良い経験になるのではないでしょうか。

企業が留学経験者を評価するポイント

いまや日本は世界中の企業と取引していますので、語学力がある人材は就活時に大きなアドバンテージとなるのは言うまでもありません。
「留学していた」という経歴があれば、グローバルな人材として高評価を得ることができますし、TOEFLやTOEICのスコアも高ければなお良いでしょう。
ですが、ここで勘違いをしてはいけないのは、「語学力が高い人材」というだけではなく、文化も言語も異なる外国の人々と交流し、ディスカッションやチームワークを行った経験が買われているという点です。
日本市場は縮小の一途を辿っているとも言われていますので、世界市場を視野に入れて働ける人材が、今は求められているのです。

短期語学留学を選んだ場合の費用は?

4年間の大学留学以外にも、短期で語学留学をする方法もあります。
短期であれば費用も安く済みますし、夏休みや春休みなど、学生がまとめて休める期間に留学できるのも大きなメリットです。
短期留学で人気のカナダを例にすると、1ヶ月の留学費用(生活費含む)は30~40万円と言われています。
オーストラリアやニュージーランドだともっと安く済みますので、カリキュラムの内容や場所、費用、治安などを考慮して選択しましょう。

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